クイックブロック
省力化積みブロックで早期の復旧が可能
省力化積みブロック[クイックブロック]は、積みブロックを控え厚さは変えず、0.5m2/個に大型化、施工を省力化させて、ブロック積み擁壁を短期間に構築できる製品です。

- 控え35cmのまま、大型化した省力化積みブロックです。190kg/個であり、350kg/m2以上になります。
- ブロックは、0.5m2/個使いであり通常の積みブロックにくらべて施工性が向上します。
- 擬石タイプなので景観にマッチします。
- 即時脱型製造のバイコン製品のため、明度が優れており景観にマッチします。
- ブロック上下の噛合は、ガイドピンにより行うため、施工時のズレなどの心配はありません。
- 控え部分が延長方向で4箇所あるため、急勾配はもちろん緩勾配や1割などの練積み護岸などにも使用が容易です。
- 延長調整は、製品1ブロック50cm、高さ25cmであり、現場での加工により25cmまでの延長調整が可能です。


製品規格
名称 | 規格 | 胴込コンクリート | 参考重量 | 備考 |
---|---|---|---|---|
クイックブロック | W350×L2000×H250A 擬石タイプ | 0.1m3/m2 | 190kg | 0.5m2/個 |
W350×L2000×H250B 擬石タイプ | 0.1m3/m2 | 190kg | 0.5m2/個 |
クイックブロック 平均明度 【急勾配法面平均明度4.0】・【緩勾配法面平均明度4.5】取得!



垂直擁壁ポラメッシュ
ポーラスコンクリートと溶接金網によるハイブリッド構造施工が容易で経済的な垂直擁壁!
壁面全体から円滑に排水を促し、強度を備えた高排水性垂直擁壁です。
山間部の狭い道路、カーブが多い道路、緊急な復旧作業にも施工が可能です!

- 上段から下段へ控え長を短くしたバランス積みが可能なため、補強土壁工やL型擁壁工に比べ、背面地山の堀削量や埋め戻し量が低減できます。そのため工期短縮が可能になります。
- 垂直で施工するため土地取得面積が少量で納まります。
- ポーラスコンクリートを採用したブロックのため、多孔性で透水性が良く湧水処理も簡単です。また吸音効果も期待できます。
- 部材が軽量で、ブロックの重量が180㎏/個で0.5m2/個のため、大きな重機を必要せず狭隘な現場でも施工が可能です。
- 製品基礎の控え側に切れ込みが入ってるため、カーブ施工性が容易でR5まで対応が可能です。
- 最高壁高8mまで施工が可能です。

コンクリート部材規格・寸法値
部材名称 | 規格 | 寸法(mm) | 参考重量 (kg/個) |
備考 |
---|---|---|---|---|
標準ブロック | - | H500×B370×L1000 | 180 | 2.0個/m2使い ポーラスコンクリート |
水位ブロック | T-35 | H500×B370×L1000 | 350 | |
コーナーブロック | - | H500×B120×L1000 | 118 |



張り出し車道 ロードプラス
道路幅を1m~1.75m拡げて、緊急車両や小さなお子様が安心して通れる道に!
ロードプラスは既設道路の路肩に設置することで、大型車も通行可能な1.5車線化を実現する簡易張出式道路拡幅工法です!

- 山側および谷川環境への影響低減
張出構造のため、山側地山の掘削が不要で、河川・水路などの谷側への影響を極力低減できます。 - 早期交通開放
プレキャスト製品を使用するので、仮設工事が少なくなり、工事期間が短くなります。 - コスト低減
既存擁壁の天端の一部を撤去してブロックを設置するため、擁壁の再構築が不要となり、コスト低減が図れます。 - 地域特性に応じた道路拡幅
地域特性に応じて、大型車両仕様または、中型車両仕様のそれぞれに対応が可能です。緊急車両が通れます!

製品規格
呼名 | 拡幅幅 (mm) |
参考重量 (kg) |
形状寸法(mm) |
---|---|---|---|
ロードプラス 1000Fタイプ | 1000 | 1210 | W2450×H550×L1000 |
ロードプラス 1000Pタイプ | 1000 | 1355 | W2450×H550×L1000 |
ロードプラス 1500Fタイプ | 1500 | 2420 | W2450×H550×L1000 |
ロードプラス 1500Pタイプ | 1500 | 2550 | W2450×H550×L1000 |
ロードプラス 1750Fタイプ | 1750 | 2770 | W2450×H550×L1000 |
ロードプラス 1750Fタイプ | 1750 | 2900 | W2450×H550×L1000 |



Gr・L型擁壁
実車衝突実験で安全を確認した基礎一体型プレキャストL型擁壁
災害復旧にガードレール基礎付きL型擁壁を使用すると早期復旧が可能になります。
天端はフラット構造で、脱輪を防ぎ、ドライバーの安全を確保できます!

- 擁壁の設計にあたっては、等分布荷重10kN/m2の自動車荷重に加えて、種別C種・B種防護柵に作用する推力30kNを考慮してあるため、土圧(試行くさび法により算定)や車の衝突に対して安全が充分確保されています。
- 補強土壁工法等の上部に防護柵基礎として使用することも、直接基礎上に施工することも可能です。
- 補強土壁工法等の上に設置した場合と、直接基礎上に設置した場合の2通りについて、Gr・L型擁壁に防護柵を設置した状態で実車衝突試験を行い、種別C種またはB種車両用防護柵に所定の車両衝突荷重が作用しても、擁壁は安定していること、擁壁は有害となるヒビ割れが発生せず破損しないこと、補強土壁工などの下部擁壁工に与える影響が少ないことを確認しました。
- 縦断勾配(最大15%)や曲線区間での施工も可能です。


衝突実験が証明する安全のカタチ! Gr・L型擁壁
「Gr・L型擁壁」は、たて壁部分に種別C種またはB種の車両用防護柵支柱を設置するための基礎を一体成形し、衝突荷重に対する擁壁の安定性、強度及び車両用防護柵が持つ車両の誘導性能や路外逸脱防止性能を実車衝突実験で確認したプレキャストL型擁壁です。
NETIS登録済(QS-030051-V)及び、建設技術審査証明取得(建技審証 第0438号)縦断勾配(最大15%)や曲線区間での施工も可能です。



⼤型ブロック しずか
河川護岸、道路擁壁、造成工事等の土留構造物として使用できる大型ブロック製品
⼤型ブロック積擁壁「しずか」は、ポーラスコンクリート製品です。
⾃然環境に馴染みやすい明度4.0が認証されており、「環境保全型擁壁」として最適です。

- ポーラスコンクリート大型積ブロックで、施工性・経済性に優れています。
- 胴込部は750型で2ヶ所、1000型で3ヶ所を設けており、胴込材としてコンクリート・栗石・砕石を使用することが出来るため、安定計算上最も経済的な断面構造とすることが出来ます。
- 控長が1m以上必要な場合は、⼤型ブロックと裏込コンクリートが一体化できる構造としているため、より強固な壁体を構築することが出来ます。
- ポーラスコンクリートの連続空隙には、排水機能、吸音効果、明度低下の効果が期待できます。


製品規格
名称 | 参考質量 (kg/個) |
胴込量1 (m3/個) |
胴込量2 (m3/個) |
胴込量3 (m3/個) |
---|---|---|---|---|
750型 | 476 | 0.066 | 0.171 | - |
1000型 | 558 | 0.066 | 0.171 | 0.123 |
根石ブロック | 300 | 0.161 |
胴込材
名称 | 胴込量1 | 胴込量2 | 胴込量3 |
---|---|---|---|
コンクリート | ○ | ○ | ○ |
砕石 | × | ○ | ○ |
大型ブロック「しずか」は平均明度 4.0を取得!
多自然川づくりポイントブックⅢ及び、美しい山河を守る災害復旧基本方針が示す、明度6以下の基準をクリア!!


箱型擁壁工法
生コンを使用せず、急速施工が可能な耐震性擁壁です!
従来のもたれ式擁壁や大型ブロックにはない「可撓性」「追随性」の考え方が、耐震性と高排水性を備えながらも、経済性に優れた実績充分な耐震擁壁、箱型擁壁工法です。

- S-40前後の単粒度砕石(壁体材)を中詰め、裏込めに使用してランマー等により層状に締固め、階段状に積み上げていく工法です。
- 壁体材として、単粒度砕石を使用するため、排水性能が高く、砕石の噛み合せによるせん断抵抗、耐震性能に優れています。
- 従来の大型積みブロックは土圧条件などに合わせて控え長さを選定しますが、壁体材の単粒度砕石のみで、従来工法よりも高い壁高を構築出来ます。
- ⾼さ7m程を超えると特に経済的で工期も従来工法より40%以上短縮して大きな縮減効果を図れます。

耐震性の高い箱型擁壁
可とう性を有する箱型擁壁は従来のもたれ式擁壁などの剛構造物とは異なり、高いフレキシブル性と擁壁構造物としての粘りを有しており、地盤の圧密沈下や地震時の地盤変状に伴う擁壁の不同沈下にもひび割れ破壊を生じることが少なく、極めて高い耐震性と排水性など可撓性を有する擁壁との信頼を得ています。
建設技術審査証明書第0327号
(プレキャストコンクリート:箱体)
LタイプA型・B型
[A型] H1000xL2000xw1250 参考重量(粗面模様)1304kg
[B型] H1000xL1500xw1250 参考重量(粗面模様)1028kg


