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今月の面白!珍し!石発見!

縄文時代は日本の中心?茅野駅前の巨石


信州は令和の冬を迎えています。

白樺湖は茅野市と立科町、長和町にまたがる人造湖です。

この地域は白樺高原と呼ばれ、夏は避暑客、冬は、スキーと温泉にと一年中賑わいをみせる観光スポットで、霧ヶ峰高原、美ヶ原高原へ続くビーナスラインの入り口でもあります。



湖面に白鳥が一列に並んでいます。

ここは白鳥の湖か?凍結して湖面で白鳥ボートは冬眠中です。

気温は-5℃、鉛色の空の下、寒風が体に突き刺さります。


十分な雪とは言えませんが、スキー場はすでにオープンしていました。



茅野市は、長野県のほぼ中央の諏訪盆地のそのまた中央の八ヶ岳連峰の裾野で、諏訪湖に隣接しています。

標高は800mほど、夏の最高最高気温は30℃を超え、冬の最低気温は-10℃を下回る寒暖差が大きい土地です。

茅野市では、数千年前に縄文文化が栄えていました。

市内には、縄文時代から江戸時代に及ぶ遺跡が230箇所確認されていて、その遺跡からは、2体の国宝の土
偶が発見され、茅野市尖石縄文考古館に展示されています。

諏訪地域は縄文時代中期には日本列島の10%の人工が集中していたとも言われ、現在の東京のような賑わいを見せていたようです。



茅野駅近くの縄文公園に、国宝土偶のレプリカが置かれていました。

女性の土偶は、棚畑遺跡から発見され「縄文のビーナス」と呼ばれています。

こちらは、遺跡集落のお祭りに使われる広場で見つかり、4000~5000年前に作られた作品だと言われています。(平成7年6月15日:国宝指定)



こちらは「仮面の女神」と呼ばれる土偶です。
中ッ原遺跡から出土した高さ34cmの大型土偶です。


4000年前の縄文中期から後期にかけて作られた、仮面タイプです。(平成26年8月21日:国宝指定)



縄文公園のすぐ近くに、巨大な石が置かれていました。

縄文時代から栄えた土地柄だけに、さぞや歴史やいわれのある石だろうと思い近づいて見ました。

しめ縄が掛けられた丸い巨石が玉石の上に鎮座していました。

その姿に、「これはご利益がありそうな石だ」と直感しました。



横から見ても丸い石です。

開運間違いなし!横に置かれた案内板に巨石のいわれが書かれていました。

どれ、どれ・・・・




丁寧に書かれています。

「えっ!」

この巨石は、平成22年の茅野駅西口土地改良工事の際に地下3mから出土した普通の石です。

工事の障害物として撤去されるところを、あまりに丸い石なので単なる巨石とは思えない、神様が宿る石かもしれないので駅前のシンボルとして置かれた・・・

んっ。

つまりもともとは普通の石、何のいわれもない巨石でした。




日本人は古くから磐座(いわくら)と呼ばれる信仰があり、巨石や巨木にしめ縄をはり神が宿ると言われています。

この巨石もその信仰から保存されたようです。

また、この石は12~13万年前に八ヶ岳の噴火の際に形成された糸萱溶岩の一部で、長い間川の流れにさらされて丸くなったと考えられています。

長い時間をかけて丸くなり、たまたま工事の際に発見され、割られずに保存された縁は神の存在を感じさせられます。

今回は、珍しくない石だけど、置かれた理由が珍しい石のお話でした。

茅野駅西口の縄文公園付近は、街路がきれい整備されいました。

先日降った雪が溶けずに路肩に残っていました。




by 営業 タミィ


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