ボーソーシールT

工事費比較

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ボーソーシールT

ボーソーシールと防草作業の経済比較を行いました。

歩道幅2.5m、路肩0.5m、防草区間合計3.0mにおいて防草処置を行うモデル断面とします。
ボーソーシールは、地先境界と歩道の舗装の境界部分、PLガッターと車道と歩道の舗装の境界部分の3箇所に設置します。

除草作業の工事費の算出は、除草作業の他に刈り取った草を集める集草工と廃棄場所まで運搬する積み込み運搬費を計上して積算しました。
雑草の繁茂を防止するには年2回の除草作業が必要であると考えて2回分の費用を計算します。

年2回の除草作業の必要性につきましては、財団法人 日本道路協会 発行の「道路緑化技術基準・同解説」により、抜根除草・草刈りは年2回実施するのが効果的であるとの記載があります。

道路緑化における雑草管理の方法

種類 方法 特長 時期、回数
抜根除草 人力で雑草を根本から抜き取る。 美観に優れ、効果の持続性が高く、樹木にも害はないが手間がかかる。 雑草の種子結実前に行うことが重要。
雑草の発生サイクルを考慮して少なくとも6月頃と8月下旬〜9月上旬の年二回は実施する。
草刈り 機械や鎌などを使い、雑草の根を残し、地上部のみ刈り取る。 根系が残るため、効果は一時的である。
除草剤 使用薬剤によって雑草の発芽や生育を阻害したり枯死させたりする。 作業性、効果の持続性に優れている。
仕様には十分な注意が必要である。
薬剤の種類によって定められた散布時期に行うことが重要で、時期がずれると効果が劣ったり、全く無くなったりする。
(参考)「道路緑化技術基準・同解説」社団法人 日本道路協会

対してボーソーシールは最初の設置手間は発生しますが、その後の維持管理に伴う作業は必要ありません。
結果として、初期費用はボーソーシールが上回りますが、施工後4年目以降はボーソーシールを施工した方が経済性で有利となります。

ボーソーシールTの積算工事費比較表

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